ティモシーとサラ シリーズ の大型絵本を集めました。
・ 大きなサイズの絵本 25×25cm
2020年3月 | ティモシーとサラ たのしいおうち | えほんとなかよし (71) | ||
2018年2月 | ティモシーとサラ かあさんのすきだった木 | えほんとなかよし (70) | ||
2015年2月 | ティモシーとサラ ちいさなとしょかん | えほんとなかよし (69) | ||
2012年1月 | ティモシーとサラ はなやさんからのてがみ | えほんとなかよし (68) | ||
2010年11月 | ティモシーとサラ てづくりケーキコンテスト | えほんとなかよし (67) | ||
2008年12月 | ティモシーとサラ ありがとうのおくりもの | えほんとなかよし (66) | ||
2006年11月 | ティモシーとサラとデイジーさん | えほんとなかよし (65) | ||
2005年8月 | ティモシーとサラともりのようせい | えほんとなかよし (64) | ||
2002年4月 | ティモシーとサラとたからのちず | えほんとなかよし (62) | ||
2000年10月 | ティモシーとサラのとりかえっこ | えほんとなかよし (61) | ||
1990年11月 | ふゆのよるのおくりもの | えほんとなかよし (6) *2004年も | ||
1997年12月 | ティモシーとサラときのおうち | えほんとなかよし (52) | ||
1995年7月 | ティモシーとサラのパーティー | えほんとなかよし (35) | ||
1993年11月 | ティモシーとサラのピクニック | えほんとなかよし (23) | ||
1991年11月 | パパのくれたおくりもの | えほんとなかよし (11) | ||
1989年11月 | おたんじょうびのおくりもの | えほんとなかよし (1) | ||
内容紹介
ふたごのこねずみティモシーとサラ。今日は朝から部屋で追いかけっこ。そのようすにお母さんは「頭いたい…」とつぶやいて。え? お母さん、病気なの? 大声で泣きはじめるサラ。
まさか勘違いだと知らずに、森の仲間たちがお母さんのことを心配しはじめます。お医者さんまでやってきて……。
1989年に第1巻『おたんじょうびのおくりもの』が刊行されて以来、世代をこえて多くの読者に愛されつづける人気シリーズ!
ご購入は、Amazon ティモシーとサラ たのしいおうち へ
2020年3月、新しい絵本ができました。
前作の「かあさんのすきだった木」が、しんみりしたお話だったので、今作は楽しく愉快なお話になるようにしました。
前作のリックのお話が、サラにはちょっとした前振りになっています。
リックは「はなやさんからのてがみ」に続いて、今作でも走ります。
おとうさんは、「ふゆのよるのおくりもの」に、あわてんぼと書いてありますが、またころんじゃいます。
おとうさんのお仕事もわかりますよ。
おかあさんのお仕事は、本当にたいへんです。
ときどき頭痛くなっちゃいます。
みんなで感謝して、応援しましょう。
内容紹介
ふたごのこねずみ、ティモシーとサラは友だちのリックといっしょに野いちごつみ。いちごをお母さんに持って帰ろうと言うティモシーにリックは「ぼくはお母さん、いないから」。そして、リックはお母さんの話を聞かせてくれたのです。──「死」と「残された者」。大切なひと(もの)の死に直面した後に、ひと(もの)が再生するときの力強さ、そしてやさしさを伝えます。しみじみと味わい深い物語。
内容(「BOOK」データベースより)
森はこころをぎゅっとだきしめてくれる。そして、こんなにやさしいえがおをくれるよ。たいせつなだれかに読んであげたいこころがあたたかくなるものがたり。
2018年2月、新しい絵本ができました。
ティモシーとサラのともだちのリックが主人公のおはなしです。
森や木にかこまれているような絵本が描けたらいいなあと思ってつくりました。
描いているとき、ちょうどゴッホの映画とゴッホ展を見たので、リックのうちのいすは、ゴッホのいすにしてみました。
もし、一度読んで、もう一回読んでくれたなら、こんどは、おとうさんや、おばあちゃんや、おかあさんの気持ちになって読んでみてくれたらうれしいなあ…。
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「ティモシーとサラ ちいさなとしょかん」
2015年2月に、3年ぶりに絵本を出すことができました。
3年も間が空いてしまったのは、その間、父の死などいろいろな事があったからです。
第一作めの「おたんじょうびのおくりもの」からずっと担当してくださった、ポプラ社のベテラン編集者Iさんも引退され、コンビを組んで作る本もこれが最後です。
父への気持ち、Iさんやすべての恩ある方々への感謝の気持ち、
そして、大好きな「本」に対する気持ち、そういった思いをこめて、この絵本を作りました。
ともあれ、皆様に楽しく読んでいただけたら、それだけで、私にとっては、こんなうれしいことはございません。
ありがとうございます。 芭蕉みどり
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2012年1月 えほんとなかよし (68) ティモシーとサラ はなやさんからのてがみ
作者の言葉
・ティモシーとサラ はなやさんからのてがみ
「ティモシーとサラとデイジーさん」の中で、長年勤めた劇場が取り壊されたデイジーさん。
彼女のその後が気になって、どうしても、今、幸せな第二の人生を、いきいきと過ごしているところを書こうと始めたお話です。
ところが、書き始めた時、あの東日本大震災が起きました。
テレビや新聞のニュースを見て、何も役に立たない自分の無力さを痛感しました。
そんな中、被災地を通りかかったトラックの運転手さんが、自分のウィンドブレイカーを脱いで、被災者に着せ掛け
黙って立ち去って行ったという小さな記事を読みました。
そんな名も知れないたくさんの普通の人々のやさしさを書きたいと思いました。
同時に、何かを手渡すために、思いつめたように必死になって走る子供の絵が浮かびました。
そんな思いをこめて、この作品ができました。
絵本作家 芭蕉みどり
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2010年11月 えほんとなかよし (67) ティモシーとサラ てづくりケーキコンテスト
作者の言葉
・ティモシーとサラ てづくりケーキコンテスト
町はずれにある「おばけやしき」と呼ばれているあばら家を、みんなで改装し、コミュニティの憩いの場にするという
お話です。(ちなみに、このあばら家、「ティモシーとサラのとりかえっこ」に、肝試しの場として出てきます。)
改装費を集めるのに、おかあさんとフローラさんが考えついたのが、手作りケーキコンテスト。
手作りといえば、活躍するのはリックです。
彼の作った「おかしのいえ」が、いつのまにかみんなの家のモデルにもなっていきます。
いろいろなケーキを考えるのは、私にとって楽しい時間でした。
絵本作家 芭蕉みどり
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2008年12月 えほんとなかよし (66) ティモシーとサラ ありがとうのおくりもの
作者の言葉
・ティモシーとサラ ありがとうのおくりもの
お話の舞台は、おばあちゃんの家。
おばあちゃんの少女時代のはなしです。
サブテーマはキルト。手を黙々と動かす仕事が、古来どれだけの人を、悲しみやつらさから救ってきたことでしょう。
このお話を書くきっかけは、親友が病で亡くなったことです。心優しい友は心配させないように病気のことは最期まで
教えてくれませんでした。だから、私はお別れもお礼も言えませんでした。
この本の中の、シェリーの手紙は、私から天国の友への手紙でもあります。
絵本作家 芭蕉みどり
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2006年11月 えほんとなかよし (65) ティモシーとサラとデイジーさん
おじいちゃんとおばあちゃんは、遠いくるみ村にすんでいます。
おじいちゃんは、家具職人。
おばあちゃんは、昔、劇場の衣装係でした。いまでも、お裁縫は大得意です。
そんなふたりが大活躍
作者の言葉・ティモシーとサラとデイジーさん
町の劇場が、取り壊されることになりました。
劇場の支配人を長く勤めたデイジーさんのため、劇場の思い出のために、みんなで劇を上演することになったのです。
それぞれの得意分野を活かし、一つの舞台を作り上げていくのは、大変だけどわくわくするような楽しい仕事です。
そして、仕事の幕の降ろし方も考えました。
街を歩いてると、さびれた古い店がいつの間にかぴかぴかの全然違うお店に代わっていたりしますよね。
あっという間に風景に溶け込んで、昔は何が建っていたのか、どんな人がいたのか思い出せなくなってしまいます。
ちょっと寂しいけど、それが時の流れと言うものでしょう。
ちなみに、このお芝居の内容を知りたい方は、ぜひ小さい絵本のシリーズの「ひなぎくひめのおはなし」を読んでみてくださいね。
絵本作家 芭蕉みどり
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2005年8月 えほんとなかよし (64) ティモシーとサラともりのようせい
作者の言葉
・ティモシーとサラともりのようせい
森や林や大きな木が描きたくて、この本をかきました。
青いガラス越しに見たように、夕暮れ時の、すべてが青く染まる時間も。
私たちは、簡単に「またきます」とか、「またあいましょう」とか、「今度ご飯食べようね」とか言いますよね。
自称「森の妖精」は、「ほんとだな」「ほんとに来るんだな」「じゃあ、いつだよ」
と、怒ったように問いかけます。なんども信じて裏切られたから。
でも、やっぱり、信じたい。ずっと待ってるよ。もう友達だもんな。
絵本作家 芭蕉みどり
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2002年4月 えほんとなかよし (62) ティモシーとサラとたからのちず
作者の言葉
・ティモシーとサラとたからのちず
絵本を読んでくれる子供たちの中には、病気で寝てる子や、入院中の子もいるでしょう。
私自身も子供のころ、小児ぜんそくで、よく寝ながら本をよんでいました。
ところで、海外のミステリーに、「アームチェア ディテクティヴ」というジャンルがありますよね。
この本に登場するミリーも、ベッドの上から、すばらしい観察眼と洞察力で宝の地図の謎を解きます。
窓から見える景色だけがすべてだったミリーにとって、どんなに胸躍る体験だったことでしょう。
ミリーは、その後すっかり元気になって、いろいろな作品にちょこちょこ顔をだしてますのでご安心を。
絵本作家 芭蕉みどり
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2000年10月 えほんとなかよし (61) ティモシーとサラのとりかえっこ
作者の言葉
・ティモシーとサラのとりかえっこ
ふたごのこねずみを主人公にしたからには、いつかやってみたかったのが、ふたりが入れ替わるお話です。
ティモシーとサラはお互いの服を取り替えっこして、フローラさんやリック、スーザンに会いに行って
その反応を楽しみます。
でも、おとうさんとおかあさんは別。ばれたくないけど、それでもやっぱりちゃんと
わかってほしい。わたしはわたし、ぼくはぼくだもの。
この本を描いてる時、腱鞘炎がひどく、いつも水彩絵の具で描くのを色鉛筆で描きました。
絵本作家 芭蕉みどり
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1997年12月 えほんとなかよし (52) ティモシーとサラときのおうち
作者の言葉
・ティモシーとサラときのおうち
全部ひらがなの題名ですので、「時のおうち」と勘違いされることもありますが、
「木のおうち」です。
ツリーハウスって、なにかあこがれませんか?秘密基地っていいですよね。
リックがひとりでせっせと作っていた家に、ティモシーとサラたちもまぜてもらいます。
花に囲まれたおおきな家で一人暮らしのフローラさん。時々、昔家族で住んでいたころの夢をみます。
でも、きょうは、木のおうちのおかげで、こんなにたくさんの小さなお友達ができました。
絵本作家 芭蕉みどり
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1995年7月 えほんとなかよし (35) ティモシーとサラのパーティー
作者の言葉
・ティモシーとサラのパーティー
隣の家に、スーザンが引っ越してきます。
初めての土地慣れない環境で、心がハリネズミみたいになっちゃったスーザン。
最初は、柵越しにティモシーとサラとにらみあいます。
仲良しになりたいティモシーとサラは、一計を案じて、パーティーを開いてスーザンを招待します。
ところが、へそまがりのスーザンはトイレに籠城。
でもそんな時、まだ赤ちゃんの弟が素敵なきっかけをつくってくれました。
絵本作家 芭蕉みどり
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1993年11月 えほんとなかよし (23) ティモシーとサラのピクニック
作者の言葉
・ティモシーとサラのピクニック
楽しみにしていた家族で行くピクニック。残念ながら、雨がぽつぽつ降ってきます。
あきらめきれないサラは、なんとしても出かけようとして、おかあさんにおこられてしまいました。
なにかひとつ歯車が狂うと、家族みんなの気持ちがばらばらになってきて、なんだか筏で漂流してるみたい。
でも、だいじょうぶ。おうちの中だって、ピクニックはできますよ。
いつの間にか、雨もあがります。
絵本作家 芭蕉みどり
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1991年11月 えほんとなかよし (11) パパのくれたおくりもの
作者の言葉
・パパのくれたおくりもの
「パパボーシの青い海」という題名にしたかったんですが、あえなく却下。
でも、この本は、描いていてほんと楽しかったです。
パパボーシを主人公に続編を作りたかったんですが、そちらもあえなく撃沈。
まあ、そんなもんです。
パパボーシの言葉にありますが、「すげえ秘密の場所」を、「いつかだれかに教えてやりたいと思ってた」こと、
ありませんか?私もそんな思いで、絵本をかいてるのかもしれません。
ちなみに、この絵本はDVDになっています。(動く絵本チルビー いつもいっしょの巻 12)
絵本作家 芭蕉みどり
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1990年11月 えほんとなかよし (6) ふゆのよるのおくりもの
作者の言葉
・ふゆのよるのおくりもの
クリスマスの絵本です。
この本を書く数年前、当時ロスアンジェルスに住んでいた叔母の家を訪ねました。
ちょうどクリスマスシーズンで、家々の飾りつけをたくさん見せていただきました。
今でこそ、家を個性的にライトアップすることも、日本でもよく見かけるようになりましたが、
初めてアメリカで見た時は、衝撃的でした。
それよりも、心に残ったのは、クリスマスの精神でした。
救世主が生まれてきたことは(その後たとえどんな運命が待ち受けていようと)、それだけですばらしい。
そして、あらゆる子供の誕生は、文句なしに、すばらしい。すべての子供は、未来の救世主ですから。
サンタさんにささげるクッキーとミルクは、甥っ子が本当にやっていたことです。
・ふゆのよるのおくりもの(大型絵本)
幼稚園や児童館や図書館など、たくさんのお子さんたちに、いっしょに見ていただけるように、
大きなサイズ(一辺が50㎝近くあります)の絵本です。
原画は原寸で描いているので、拡大して大丈夫かなあと思いましたが、案外大丈夫でした。
みんなでわいわい楽しんでくれたら、うれしいです。
絵本作家 芭蕉みどり
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1989年11月 えほんとなかよし (1) おたんじょうびのおくりもの
作者の言葉
・おたんじょうびのおくりもの
私の初めての絵本です。
フレーベル館の幼稚園雑誌に描いていたイラストを見て、当時のポプラ社の編集長が、
声をかけてくださいました。今もずっと、感謝しております。
たった一枚のイラスト(18ページの暖炉の前の絵)から膨らませて、一冊の絵本を作りました。
こんなに長く続くとは思っていませんでした。
読んで下さった皆さんひとりひとりに、感謝です。ありがとうございます。
絵本作家 芭蕉みどり
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