2020年3月 えほんとなかよし(71) ティモシーとサラ たのしいおうち
2018年2月 えほんとなかよし(70) ティモシーとサラ かあさんのすきだった木
2015年2月 えほんとなかよし (69) ティモシーとサラ ちいさなとしょかん
2012年3月 えほんとなかよし ティモシーとサラの絵本(既刊13巻)
2012年1月 えほんとなかよし (68) ティモシーとサラ はなやさんからのてがみ
2011年4月 えほんとなかよし ティモシーとサラの絵本(既刊12巻)
内容紹介
ふたごのこねずみティモシーとサラ。今日は朝から部屋で追いかけっこ。そのようすにお母さんは「頭いたい…」とつぶやいて。え? お母さん、病気なの? 大声で泣きはじめるサラ。
まさか勘違いだと知らずに、森の仲間たちがお母さんのことを心配しはじめます。お医者さんまでやってきて……。
1989年に第1巻『おたんじょうびのおくりもの』が刊行されて以来、世代をこえて多くの読者に愛されつづける人気シリーズ!
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2020年3月、新しい絵本ができました。
前作の「かあさんのすきだった木」が、しんみりしたお話だったので、今作は楽しく愉快なお話になるようにしました。
前作のリックのお話が、サラにはちょっとした前振りになっています。
リックは「はなやさんからのてがみ」に続いて、今作でも走ります。
おとうさんは、「ふゆのよるのおくりもの」に、あわてんぼと書いてありますが、またころんじゃいます。
おとうさんのお仕事もわかりますよ。
おかあさんのお仕事は、本当にたいへんです。
ときどき頭痛くなっちゃいます。
みんなで感謝して、応援しましょう。
内容紹介
ふたごのこねずみ、ティモシーとサラは友だちのリックといっしょに野いちごつみ。いちごをお母さんに持って帰ろうと言うティモシーにリックは「ぼくはお母さん、いないから」。そして、リックはお母さんの話を聞かせてくれたのです。──「死」と「残された者」。大切なひと(もの)の死に直面した後に、ひと(もの)が再生するときの力強さ、そしてやさしさを伝えます。しみじみと味わい深い物語。
内容(「BOOK」データベースより)
森はこころをぎゅっとだきしめてくれる。そして、こんなにやさしいえがおをくれるよ。たいせつなだれかに読んであげたいこころがあたたかくなるものがたり。
2018年2月、新しい絵本ができました。
ティモシーとサラのともだちのリックが主人公のおはなしです。
森や木にかこまれているような絵本が描けたらいいなあと思ってつくりました。
描いているとき、ちょうどゴッホの映画とゴッホ展を見たので、リックのうちのいすは、ゴッホのいすにしてみました。
もし、一度読んで、もう一回読んでくれたなら、こんどは、おとうさんや、おばあちゃんや、おかあさんの気持ちになって読んでみてくれたらうれしいなあ…。
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「ティモシーとサラ ちいさなとしょかん」
2015年2月に、3年ぶりに絵本を出すことができました。
3年も間が空いてしまったのは、その間、父の死などいろいろな事があったからです。
第一作めの「おたんじょうびのおくりもの」からずっと担当してくださった、ポプラ社のベテラン編集者Iさんも引退され、コンビを組んで作る本もこれが最後です。
父への気持ち、Iさんやすべての恩ある方々への感謝の気持ち、
そして、大好きな「本」に対する気持ち、そういった思いをこめて、この絵本を作りました。
ともあれ、皆様に楽しく読んでいただけたら、それだけで、私にとっては、こんなうれしいことはございません。
ありがとうございます。 芭蕉みどり
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2012年1月 えほんとなかよし (68) ティモシーとサラ はなやさんからのてがみ
作者の言葉
・ティモシーとサラ はなやさんからのてがみ
「ティモシーとサラとデイジーさん」の中で、長年勤めた劇場が取り壊されたデイジーさん。
彼女のその後が気になって、どうしても、今、幸せな第二の人生を、いきいきと過ごしているところを書こうと始めたお話です。
ところが、書き始めた時、あの東日本大震災が起きました。
テレビや新聞のニュースを見て、何も役に立たない自分の無力さを痛感しました。
そんな中、被災地を通りかかったトラックの運転手さんが、自分のウィンドブレイカーを脱いで、被災者に着せ掛け
黙って立ち去って行ったという小さな記事を読みました。
そんな名も知れないたくさんの普通の人々のやさしさを書きたいと思いました。
同時に、何かを手渡すために、思いつめたように必死になって走る子供の絵が浮かびました。
そんな思いをこめて、この作品ができました。
絵本作家 芭蕉みどり
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